シンプルへの想い

eQa(カールリキッド)の開発にあたって


髪の毛の内部は外から中心に向かってキューティクル、コルテックス、中心のメデュラで構成されています。
パーマは、複数の成分で構成された薬剤が外側のキューティクルを通り過ぎてコルテックスやメデュラに浸透し、シスチンの形状を操作することで髪の毛に意図的にウェーブを作り出します。
私なりの見解ですが、パーマは直径70~80μmの髪の毛に複数の成分の薬剤を均等に働かせることで美しいカールが出ます。しかしながら、薬剤成分が不均一の場合は高濃度にしなければ必要とされる効果が得られないようです。
つまり、薬剤は髪の毛の内部まで浸透して初めて効果を発揮するわけですから、全ての薬剤がミクロの領域においても均一に混合される必要があります。

これは従来のミキシング「マクロミキシング」に対し「ミクロミキシング」といい,世界初の技術です。

私は20年近くマイクロバブルやナノバブルの開発を行ってきましたが、この技術をパーマ液や化粧水のミキシングに応用することで、同じ成分でありながら効果の高い商品になることが分かりました。
つまり、ミクロミキシングすることで少量でも各々の持つ効果効能を最大限に引き出せることに気付いたのです。
当社では、この技術を使って界面活性剤や乳化剤などの化学物質を一切使用せずに水と油(椿油やオリーブ油)だけで作り上げたヘアケア商品がありますが、
eQaはカールローションでありながら、髪に有用な油分がナノサイズで配合されているヘアケアを兼ね備えた世界初の画期的な商品です。

株式会社オーラテック代表
江口 俊彦